INCIDENT / 2026-10-22
アイシン 委託先Web制作ツール「Studio」への不正アクセスで「YYSystem」問い合わせ情報3,396件が漏えいした可能性
アイシンが音声認識アプリ「YYSystem」のウェブサイト運営に利用していた外部サービス「Studio」が不正アクセスを受け、問い合わせフォームに入力された氏名・メールアドレス・問い合わせ内容(3,396件)が漏えいした可能性がある。
概要
アイシンは2026年9月16日までYYSystemのサイト運営と問い合わせフォームの受付にStudioを利用していた。Studio社のクラウド環境が9月30日から10月1日にかけて不正アクセスを受け、第三者がStudioの一部機能の脆弱性を悪用してクラウド環境内のデータを外部から取得できる状態にしていたとされる。Studio社は10月13日に不正アクセスを確認し、10月16日にアイシンへ連絡した。アイシンは10月22日に公表し、10月29日の決算会見で近藤大介副社長執行役員が謝罪した。対象はフォーム受付件数で3,396件。日本経済新聞によると1,937人分の氏名とメールアドレスが含まれる。暗号化して保存されていた内容も、復号鍵が読み出されたため内容を知られた可能性がある。不正利用や二次被害は確認されておらず、部品供給にも影響はないとされる。
経緯
経緯情報は未登録です。
原因
委託先であるWeb制作サービス「Studio」のクラウド環境への不正アクセス。報道によれば、第三者がStudioの一部機能の脆弱性を悪用し、クラウド環境内のデータを外部から取得できる状態にしていたとされる。アイシン自身のシステムが直接侵入された事実は発表されていない。
攻撃手法
公表情報で確認できる攻撃手法はありません(推測による割り当ては行っていません)。
影響範囲
漏洩した情報
- 可能性あり氏名
- 可能性ありメールアドレス
- 可能性あり問い合わせ内容
- 可能性あり添付ファイル名
2026年9月16日までにYYSystemの問い合わせフォームへ入力された情報3,396件(日本経済新聞によると1,937人分の氏名・メールアドレス)が漏えいした可能性がある。不正利用や二次被害は確認されていない。基幹システムとは別に外部で運営されていたため、部品供給への影響はない。
対応
アイシンは対象者に個別に連絡し、個人情報の不正利用について注意を呼びかけるとしている。Studio社は脆弱性を修正して侵入経路を遮断し、外部の専門家の助言を得ながら再発防止に取り組んでいる。
- 対象者への個別連絡と注意喚起
- 新たな事実が判明した場合の速やかな公表
- Studio社による脆弱性修正と侵入経路の遮断(10月13〜14日)
- Studio社による個人情報保護委員会との協議結果の公表
教訓・対策
- 外部サービスの利用を終えた後も、委託先にデータが残っていないか確認する
- 契約終了時に委託先へデータ削除を依頼し、削除の完了を書面などで確認する
- 公開を終えたサイトや閉鎖済みのフォームも含めて、外部サービスの利用状況を棚卸しする
- 委託先で事故が起きた場合の連絡窓口や報告手順を事前に決めておく
参考資料
- アイシンのYYSystem問い合わせ情報が委託先への不正アクセスで流出の可能性サイバーセキュリティ.com公開日: 不明報道二次情報取得日: 2026-11-01
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