INCIDENT / 2026-10-29
ANA 委託先Amadeusの旅客サービスシステム経由で予約情報に不正アクセス
全日本空輸(ANA)は、旅客サービスシステムの提供元であるスペインのAmadeus IT Group経由でANA便の予約情報に不正アクセスがあり、第三者が一部顧客の個人情報を参照した形跡があると発表した。
概要
ANAは2026年10月29日、旅客サービスシステムの提供元であるAmadeusから報告を受け、ANA便の予約情報への不正アクセスが発覚したと発表した。第三者が一部顧客の個人情報を参照した形跡があるという。対象人数、情報項目、不正アクセスの時期は明らかにされておらず、ANAはAmadeusと連携して影響範囲の特定を進めている。ANAは2015年4月に国際線でAmadeusのシステムを使い始め、2026年5月には国内線も切り替えていた。同じAmadeusのシステムを巡っては、JALと日本トランスオーシャン航空が約9万2000人分の予約情報への不正アクセスを、大韓航空とアシアナ航空も予約番号の流出の形跡を発表している。
経緯
経緯情報は未登録です。
原因
調査中委託先(Amadeus)のシステムへの不正アクセス複数の航空会社が共通の旅客サービスシステムを利用していた
旅客サービスシステムの提供元であるAmadeus IT Groupのシステムへの不正アクセスにより、ANA便の予約情報が参照された。詳細な侵入経路は明らかにされていない。
攻撃手法
公表情報で確認できる攻撃手法はありません(推測による割り当ては行っていません)。
影響範囲
未確認
漏洩した情報
- 可能性あり予約情報に含まれる顧客の個人情報
第三者が一部顧客の個人情報を参照した形跡がある。対象人数や情報項目、不正アクセスの時期は未公表。
対応
Amadeusと連携して影響範囲の特定を進め、詳細が判明次第、対象顧客に通知する方針。
- Amadeusと連携した影響範囲の調査
- 対象顧客への通知予定
- Webサイトでの公表
教訓・対策
- 基幹システムを外部委託する場合、委託先のインシデントが自社顧客に直接影響するため、委託先のセキュリティ管理と報告体制の確保が重要
- 複数社が共通利用するシステムはサプライチェーン攻撃で影響が広がりやすい
参考資料
関連情報
関連するCVE
関連付けられたCVEはありません。
関連組織
関連するインシデント
関連付けられたインシデントはありません。