■ BLACK OCTOBER

INCIDENT / 2026-09-04

地方職員共済組合 委託先RIZAPの担当者が組合員ら726人の個人情報を許可されていない外部生成AIに入力

MEDIUM / 中確認済み情報漏洩サプライチェーン攻撃その他

地方職員共済組合の業務委託先であるRIZAPの担当者が、データ抽出業務の際に、14支部の組合員ら726人の健康関連情報を含む個人情報を、社内で利用が許可されていない外部の生成AIサービスに入力していました。これにより情報が漏えいした可能性があります。

概要

2026年8月20日、データ抽出業務の中で、RIZAPの担当者が利用を許可されていない生成AIにデータを入力していたことが分かった。対象は14支部の組合員ら726人。入力された情報は氏名、生年月日、性別、メールアドレス、組合員等記号・番号で、一部は住所や電話番号も含む。さらに特定保健指導の支援形態や、高血圧症・糖尿病・脂質異常症に関する情報も含まれていた。データはサービス上から削除済みで、AIの学習にも使われていないと判断されている。一方、生成AIの提供事業者による閲覧やアクセスがあったかは確認中。組合は2026年9月4日に公表し、同日に対象者へメールで連絡した。

経緯

経緯情報は未登録です。

原因

確認済み委託先担当者による未許可の生成AIサービスの利用(シャドーAI)外部サービスへの個人情報・健康情報の入力委託先における情報取扱いルールの不徹底

委託先RIZAPの担当者が、データ抽出業務の際に、社内で利用が許可されていない外部の生成AIサービスへ個人情報を入力した。

攻撃手法

公表情報で確認できる攻撃手法はありません(推測による割り当ては行っていません)。

影響範囲

一部確認
影響を受けたユーザー数
726
サービス停止
なし
金銭的被害
不明
対象システム
外部生成AIサービス、委託先RIZAPのデータ抽出業務

漏洩した情報

  • 可能性あり氏名
  • 可能性あり生年月日
  • 可能性あり性別
  • 可能性ありメールアドレス
  • 可能性あり組合員等記号・番号
  • 可能性あり住所(一部)
  • 可能性あり電話番号(一部)
  • 可能性あり特定保健指導の支援形態
  • 可能性あり高血圧症・糖尿病・脂質異常症に関する情報

14支部の組合員ら726人の個人情報と健康関連情報が、外部の生成AIサービスに送信された。データはサービス上から削除済みで、AIの学習には使われていないと判断されているが、提供事業者による閲覧の有無は確認中。

対応

入力されたデータは生成AIサービス上から削除された。組合はRIZAPに詳しい調査と再発防止を求め、2026年9月4日に対象者へメールで連絡した。

  • 生成AIサービス上のデータ削除
  • 委託先RIZAPへの詳細調査と再発防止の要請
  • 対象者へのメール連絡
  • 提供事業者による閲覧・アクセス有無の確認

教訓・対策

  • 委託先も含めて、生成AIの利用ルールを定め、許可されていないサービスの利用を技術的にも防ぐ必要がある
  • 健康情報など要配慮個人情報を扱う委託業務では、委託先での取扱い状況を監督・監査することが重要
  • 外部の生成AIに入力した情報は組織の管理外に置かれるため、漏えいとみなして対応する必要がある

参考資料

  1. RIZAP担当者が個人情報を生成AIに入力 地方職員共済組合の726人に漏えいの可能性
    サイバーセキュリティ.com公開日: 2026-09-04報道二次情報取得日: 2026-11-01

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関連付けられたCVEはありません。

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