INCIDENT / 2026-09-25
佐賀大学 事務部門NASへのランサムウェア攻撃で学生・教職員ら約8万人分と患者情報が流出した可能性
佐賀大学の事務部門が利用するNASがランサムウェア被害を受け、学生・教職員・元学生ら約8万人分の個人情報と、関連医療機関の患者情報が外部へ流出した可能性がある。
概要
2026年9月24日午前8時42分、事務部門のNASでランサムウェアによるとみられる被害を確認し、同日午後に事務用端末約500台の利用を停止した。ファイルの改ざんと脅迫文が確認されている。9月25日に公表し、9月27日に端末利用を再開、28日から通常業務に戻った。9月28日には学内システムのID・パスワードが流出した可能性を発表し、10月30日には外部専門事業者の調査結果として、約8万人分の個人情報と患者情報(診療科・傷病名・受診日など)が流出した可能性を発表した。感染経路と患者情報の件数は調査中。
経緯
経緯情報は未登録です。
原因
調査中事務部門NASへのランサムウェア感染認証情報と要配慮個人情報を同じ環境に保管していた
事務部門のNASがランサムウェアに感染し、ファイルが改ざんされて脅迫文が置かれていた。感染経路は公表されておらず、調査中。
攻撃手法
公表情報で確認できる攻撃手法はありません(推測による割り当ては行っていません)。
影響範囲
一部確認
漏洩した情報
- 可能性あり氏名
- 可能性あり生年月日
- 可能性あり性別
- 可能性あり住所
- 可能性あり電話番号
- 可能性ありメールアドレス
- 可能性ありパスワード(学内システムのID・パスワード)
- 可能性あり患者の診療科・傷病名・受診日
学生・教職員・元学生・元教職員・関係者など約8万人分の個人情報と、関連医療機関の患者情報(件数は調査中)が流出した可能性がある。事務用端末は9月24日から27日まで使えなかった。二次被害は確認されていない。
対応
CSIRTを中心に初動対応を行い、被害機器をネットワークから隔離して事務用端末の利用を停止した。文部科学省等に報告し、警察にも相談した。外部専門事業者に調査を依頼し、全教職員と学生のパスワードを変更した。
- 被害機器のネットワークからの隔離
- 事務用端末の利用停止
- 文部科学省等への報告
- 警察への相談
- 外部専門事業者による調査
- 全教職員・学生のパスワード変更
- 認証管理の強化
- 情報セキュリティ対策の強化と再発防止
教訓・対策
- 業務を再開した後も、流出の有無や範囲の調査は続くことを前提に備える
- 部門単位のNASに置かれた個人情報を棚卸しし、不要なデータは削除または分離する
- パスワードを一括変更できる手順を用意し、多要素認証を適用する範囲を広げる
- バックアップはオフラインで保管し、被害機器を隔離する判断基準を事前に決めておく
参考資料
- 佐賀大学がランサムウェア被害を発表、約8万人分の個人情報が漏えいの可能性サイバーセキュリティ.com公開日: 不明報道二次情報取得日: 2026-11-01
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