■ BLACK OCTOBER

TECHNIQUE / Ransomware

ランサムウェア

データやシステムを暗号化して使用不能にし、復旧と引き換えに金銭を要求する攻撃。データを窃取して公開すると脅す二重恐喝を伴うことが多い。

攻撃の仕組み

侵入後に権限を拡大し、バックアップを含む広範囲のシステムを暗号化する。仮想化基盤の管理者権限を奪われると、多数の仮想マシンが一度に暗号化される。

攻撃が成立する条件

  • 侵入口(脆弱性・認証情報・委託先経由)が存在する
  • バックアップが同じ権限・ネットワーク内にある

発生原因

  • 境界機器・公開サービスの脆弱性
  • 特権アカウント管理の不備
  • オフラインバックアップの不在

対策

  • オフライン・イミュータブルなバックアップを確保し復元を訓練する
  • 特権アカウントを分離し多要素認証を適用する
  • ネットワークを分割し横展開を抑止する

MITRE ATT&CK

T1486T1490

関連インシデント

CRITICAL / 緊急公表 2026-10-07発生 2026-10-07

IDCFクラウド 東日本リージョン1へのランサムウェア攻撃

IDCフロンティア・対応状況: 復旧済み

IDCフロンティアのクラウド基盤がランサムウェア攻撃を受け、東日本リージョン1の4ゾーンで仮想サーバーが停止・暗号化された。495の企業・自治体に影響した。

CRITICAL / 緊急公表 2026-10-02発生 2026-10-02

大阪公立大学 情報基盤システムのランサムウェア被害と委託先経由の不正アクセス

大阪公立大学・対応状況: 調査中

大阪公立大学の情報基盤システムが停止し、全授業を約1週間休講。保守委託先NECの再委託先が持つ正規アカウントで不正アクセスされたことが原因と報告された。